大家好!JIA中国語教室です。

今日のテーマは学生生活についてです。

同じ学生でも日本と中国では様々な違いがあります。今回は中国で学生がどのような環境を日々過ごしているのか、どんな内容を勉強しているのかについて紹介していこうと思います。

意欲的な学習習慣

中国の大学受験は競争率が激しく、殆どの高校生は午前6時から始まる“朝自習”や放課後から始まる“晩自習”を行っているそうです。

私自身、大学時代中国に留学に行った際、非常に多くの学生が夜遅くまで教室で自習していたので、仲の良い中国人の友人になぜ毎日遅くまで勉強するの?と尋ねると、驚きの回答が返ってきました。

友人曰く、「高校時代に毎日夜遅くまで自習していたので、その習慣が今でも残っていて、放課後は自習しないと落ち着かないんだよね」とのことでした。

中国では全寮制の高校が多く、また校則として、学業に専念する為、恋愛を禁止している所が多ようです。

この様な厳しい校則で、まさにスパルタ教育とも言える状況下を過ごしていたからこそ、高校を卒業しても毎日自習をすることが習慣化しているのではないかと思われます。

環境について

中国の大学の寮の部屋は4人~6人、多いところでは8人の共同部屋で生活しており、また全学年の生徒全員が居住できるように何十棟もの寮が建てられているので、大学内は小さな町のようになっています。

大学内にはスーパー・レストラン・ファーストフード店・クリーニング店・果物屋・散髪屋等様々な店があるので、大学内で何不自由なく生活ができるようになっており、また店の料金は外の店より比較的安く設定されているので、打ち上げやイベント行事の時以外は、殆どの学生が大学内で食事を済ましています。